2012.12

〜年末の変革〜
 今年も12月。あと1ヶ月で今年も終わりですが、長年使ってきたdocomoからsoftbankにかえiphone5にしちゃいました。メルアド変わりましたので、みなさんよろしくです。あと姫路ベータの固定カメラもカメラの位置が変わりまして、画角がかなり変わりました。あと音声の方もPAのLINEではなく、ホールの天井にエアーマイクを取り付けて、その場で聞いている感じに近いように調整しました。歓声や拍手なんかもよく入って臨場感有りのDVDになります。世の中ってこんな風に少しずつ変わって行くのですね。それでは皆様、よいお年を。


2012.11

 11/11は姫路ベータの誕生日で、今年は17周年、18年目を迎えます。1995年11月11日の初日出演バンドはMASCHERA、ILLUMINA、覇叉羅で、MASCHERAはその日含め6日連続LIVE。開店当初のノートを見てみると、結構その当時のバンドは今も残っている人が多い。MASCHERAも12/1に赤坂BRITZやりますね。今年の11/11は今ライブハウス界で一番悪いバンド、スマイルレンジャーほか、年内に解散するソウルジャンクションズ、12月にワンマンする&Iの3マン。時代は続いて行くよ。みんな見にきてね〜。


2012.10

〜祭りとバンド論〜
 10月の播州は毎週どこかしらで祭りなんですが、最近よく思うようになってきたのが、この古来伝統の秋祭りとLIVEって同じようなものだなぁと。祭りが盛んな所は、バンド活動も盛んらしい。人がそういう気質なんでしょうね。やっていることは同じなのではないかと。最近はインターネットの普及で、なんでもパソコン上で仮想体験できる時代。ライブもそうですね。画面上で鑑賞できる。でも祭りをその場で体感するのと、記録番組を見るのとでは、やはり臨場感というか、「魂のヴァイヴ」の感じかたが違う。リアルな体験は何事にも代え難いもの。ライブハウスで「魂のヴァイヴ」を感じてください。


2012.9

〜リズム隊必見!〜「チーチョ&zingoroのリズムクリニック」
  なぜかロックバンドをやっている人は楽器は独学という人が多い、最近はそうでもないが、むしろ先生について楽器なんか習ったら個性がなくなるなんて言う人もいる。まぁそういう人も嫌いじゃないんだけれど、表現力を伸ばすという意味では、やはり段階を経ながら、時間をかけて練習する事は大切だ。でも長時間かけても伸び悩みというか、肉体的には動くのだけれど今イチ違うな、というときがやってくる。脳みそでイメージできていないときだ。頭の中でイメージできていないものが、体で表現できる訳が無い。そんなときには具体的に生で体験するとハッとにわかにわかる事がある。体験すると恐らく、耳だけ、目だけの情報よりもたくさんの情報が入ってくるのだろう。というわけで(笑)今回9/30(日)チーチョさんとzingoroさんのリズムクリニック。リズム隊必見ですよ。是非体験してみてください。感覚がビンビンになりますよ!


2012.8

 異常気象なんですかね。マヤ歴が関係あるのか?はたまた太陽フレア活動か?いろいろありますが、姫路はここ近年、集中豪雨的な大雨が多いですね。姫路は毎年6月、7月の平均降水量が165mm前後なんですが、6/19には観測史上最大の大雨だったらしく、1日で1ヶ月の降水量くらいは降ったようです。土地の低い所は避難勧告も出たようです。ちなみに1時間雨量の姫路のトップは昨年9月4日の79mm、播州地方で大雨と言えば、佐用で大きな被害がでた2009年の台風9号ではなんと1時間雨量は89mm、3時間雨量が186.5mm、24時間雨量327mmだったそうです。心配なのはここ最近で毎年記録更新し ているような感じで、短期集中型で大雨が降っている事です。何時しかTsukasa FANTASYのワンマンライブの途中で、あまりに大雨なので、ライブを中止にして、お客さんに避難してもらおうとしたのですが、本町商店街が川になっていて呆然とした事を思い出しました。今年も水に埋まらない事を祈ります。


2012.7

 7月ですね。夏には海水浴にいかなければなりません。夏に海水浴をしておくと次の冬には風邪をひかないらしいです。これはどういうことかと言うと、東洋医学的にみた太陽の光というのは、陽気をふんだんに含んでいて、海辺で夏の間、十分に太陽の光を浴び、陽気を補充した事が、体を丈夫にするということらしいです。そういう意味からいえば、夏に山に行っても結果は同じように思いますが、海のミネラルを吸収し云々、、、ということもあるらしいです。バンドも同じです。夏に目一杯活動しておかないと、バンドも冬は風邪をひくらしいです。体が動かなくなりますよ。夏は目一杯活動してください。


2012.6

〜メンバー募集について〜
 よく「メンバーが足りないのですが紹介してください。」と相談を持ちかけられます。やはり、ドラムがいないとか、ベースがいないパターンが多いようです。そういうバンドには、掲示板にメンバー募集貼ったり、WEBメンボに出したりする事も大事ですが、人のライブを観に行ったり、もっというと、メンバー足りないままでも、打ち込みや、サポートメンバーでライブをやっているバンドの方が、早くメンバーが見つかるようです。メンバーを探している人はいっぱいいます。でもみんなあまり積極的、具体的に動いてないんですね。どんな事をやっているのかも外からではわからないし、周りの友人バンドマンでさえ、メンバーを募集している事すら知らなかったりするんです。ライブでもやって「メンバー募集してます!」ってMCで告知してみたら広がるし、メンバーが見つかるのも早いみたいです。 あとベータのHP内にあるメンバー募集の掲示板も姫路近郊で活動している人たちには現実的でいいようです。登録制なので、冷やかしも少ないと好評です。是非使ってみてください。


2012.5

〜変わらないもの変わるもの〜
  最近やはりアダルトなバンドが面白い。別に若いバンドが悪い訳ではないので、誤解しないでください。単純にいいライブをしているな。と思うのです。パソコンやスマホでライブ映像を観れる時代ですから、そういう疑似的なものは、簡単に体験できます。実際の一部を切り取った形ですね。なのでそのような媒体を使うのであれば、しっかり何処かに焦点を合わせていかないと、いいものは作れないと思う。CDも同じですね。でもライブ体験というものは実際に会場で体験するものはいろいろな要素があって、当たり前だけどYouTube映像では伝わらないようなマンパワーが溢れている。それが面白い。そこがアダルトは凄い。それがライブの醍醐味だと思う。そういう所は今も昔も変わらない。未来も変わらないと思う。
一方、ギタリストのアシモトが、、、アンプが、、、レコ機材が、、、デジカムが、、、デジタル機器が、、、」進歩がスゴイ!!日進月歩!!あぁ、こんなサウンドがいとも簡単にだせちゃう。どんどん取り入れていきましょう。どんどん開発していきましょう。流行に乗っていきましょう。どんどんマネしていきましょう。そういう新鮮感はなにか違う方向性を引き出してくれますから、倦怠期の方には有効な方法なんじゃないかな。と思っています。


2012.4
 別れと出会いの3月、4月ですね。年度末、新年度、新しい環境で仕事や学校ですね。 気分を一新するためイヤホンを新調しました。実はイヤホンをちょこちょこ変えるのは好きで、いろいろ試してます。といってもあまり高いものも興味有りませんし、高くても3000円くらいまでのもので、ウォーキングに危ないので、いわゆるカナルタイプといわれる耳につっこむタイプはNGという条件で、今回はゼンハイザーのMX471を買ってみました。スッキリした音質で外の環境の音となじむような感じが気に入っています。でも個人的に好きなのはやはりAKGのK313ですね。入力感度が高いので他のイヤホンより単純に音が大きいです。音質も少しナローな感じで太く量感がある感じです。 あとシュアー掛けといわれるイヤホンのコードを耳の後ろ側に回し込んで装着する方式も試してみてください。いい効果が得られるかもですよ。

2012.3
 最近40代50代のシニアクラスのバンドが増えてきました。中には20年ぶりくらいに顔を合わす人もあったりして、みなさん音楽を続けているのが素晴らしいですね。去年の3月は大地震があり、関西にいてはなかなか関東の人のように実感がわかないですが、この一年で数回、チャリティーライブをやってきました。 今年の3/11にはスマイルレンジャーが中心になって、地元バンド中心にチャリティーライブをやります。姫路の音楽界の皆さんの協力お願いします。

2012.2
 昨年は考えもしない大地震なんかもあって、世の中どうなっちゃうんだろうなんて、いろいろ考えさせられたりもしましたが、こういう変化が起こる時って必ずいい音楽が出てくると信じています。音楽には必ずその時の背景が影響しているんですね。『歌は世につれ、世は歌につれ』なんて、うまいこといったものですね。話は変わりますが、ライブハウスは冬でも冷房をつけるのですが、最近は夏冬問わずできるだけ、エアコンは強く入れないようにしています。やっぱムッとしている感じがいいじゃないですか。汗かけるぐらいがいいじゃないですか。バンド練習のスタジオのほうも、練習終わりでかたずけに入ったときムッくるバンドのほうが何か親近感わきます。時代はエアコン止めてレッツGo!です。。



2011.12
 やはり古い楽器は味のあるもので、所謂ヴィンテージモノやそうでなくても、お父さんが使っていたものや、ゴミ置き場においてあったものでも、メンテしてやれば、なかなか味があります。最新式のすごい性能も惹かれますが、古い楽器は中域の音に独特の質感があって、特徴的な音がするものです。古いのはその時代の音がするものです。みんなもっと楽器をいじって、構造に詳しくなったら、演奏にもいい影響がでますよ。楽器の鳴らし方がわかってくると思います。調整がわからなかったり、パーツの入手に困ったら、是非相談してください。竿ものに限らず、太鼓関係でもいいですよ!ベータの東店はリペアショップでもありますので、どうぞよろしく。

2011.11
 大震災の影響もあって、なかなか厳しいバンド業界ですが、バンドも少なくなって行く中、やはり良いバンドは残っていくんだと思ったことがあります。作詞家の松本隆氏がtwitterでつぶやいていた事が妙に感動したのでここに紹介しておきます。『スランプに陥ったら、スタイルを変えてはいけない。時流にあわせてはいけない。逆に自分のスタイルをもっと色濃く貫いたほうがいい。自信喪失して、違う誰かになろうとしたり、似合わない流行を追ったりすると自滅する。自分は他人にはなれない。口笛吹きながら生きてると、また時代がこちらを向く。』松本隆

2011.10
〜読書の秋〜
 10月って読書の季節なんでしょうか。わかりませんが、無性に活字が見たくなる時がありまして、姫路駅の大型書店に行きまして、書棚の間を泳ぐ時があるんです。今更ながら本って面白いなというか、やはりネットの情報とは違う情報を得ることができますね。現在心のどこかにひっかかっていることの答えは、すべて本のなかに書いてある。この大きな本屋のどこかの棚のどれかの本のどこかのページに誰かが書いている。そう思うと探し出すのも楽しみになるし、探しているうちに別のものに興味が湧いたりするのもまた楽し。本ぐらいはケチケチせずにジャブジャブと買いたいですね。

2011.9
〜吉本新喜劇のようにコテコテに〜
 夏休みに吉本新喜劇を観にいったんです。あれってストーリーが進行していく中で、必ず一人一人の持ちギャグがあって、くるで?、くるで?とネタ振りがあって、そらキタ?とギャグをする。予定調和なんです。何回もやり抜かれたギャグをいつも通り、同じところでする。お客さんも安心して観られるというか、これこれ、これを観に来たんやと納得する。これってバンドにも当てはまると思う。たまに変に新しいことに挑戦したり、コンセプト変えちゃって、これはどうなん?お客さんが期待しているものとちがう。となることもある。MCなんかもそれを感じることがよくある。本人は飽きちゃっているかも知れないけれど、いつものヤツを何度も何度もやってください。吉本新喜劇のように、、、

2011.8
〜まじめに基本に忠実に真っすぐやる〜
 このコーナーは時々うざいことを吠えていますが、結構自分に言い聞かせているところもあって、時々は自分に酔っているときもあるわけです。最近はバンドを取り巻く環境も厳しくなってきていて、以前のようになかなか調子に乗れるような感じでもなくなってきているので、原点に戻って、やはりまじめにやるのが一番いいと感じています。まじめに基本に忠実に真っすぐやる。その後に奇策ですね。何事にも段階が有ると思っています。

2011.7
 東日本で地震があって4ヶ月。色々なところで、また別の影響が出てきている感じだ。ベータに出演しているバンドにも、仕事の都合などで定期的にバンド活動が出来なくなってきているバンドが増えてきた感じだ。どうしようもない事をいってもしようがない。しかし、「歌は世につれ、世は歌につれ」流行り歌が時代の流れを反映するのは当たり前。ということはAKBや嵐なんかもやはり時代を反映しているのだろう。時代が要求している曲が有るはず。バンドがあるはず。いいバンドが出てくる時代になったのかも知れない。なにかパワーをもったアーティストがやはりいい曲を作ってくれるのだろう。期待しています!

2011.6
〜習ってみるのも〜
 楽器や歌をやっていると、伸び悩みというか、階段踊り場状態が続く時がある。ピアノなんかは、最初から先生について習う事が多いが、エレキギター、ドラムの類いは青春モラトリアム的要素が強いのか、独学で始める事が多い。ミュージシャンの層が厚いアメリカなんかでは、わりと初心者の時から先生につくらしいし、プロのミュージシャンになってからも定期的にレッスンを受けに行くと聞く。なかなか求めている物を教えてもらう事は難しいかもしれないが、『目から鱗』的な発見も有るだろうし、違う角度からプレイを眺めるのも悪く無いと思う。ある程度できる人は、人に教えるのもいいと思う。人に教えると言う事は、実は自分が一番勉強になる。1回、2回で辞めたっていいじゃないですか。たまには習ってみるのも。

2011.5
 この前、ふとテレビをつけた時にNHK教育テレビで「佐野元春のザ・ソングライターズ」という番組をやっていました。この番組は佐野元春氏が講師となって、毎回1人のソングライターゲストを招待して、「歌詞」をテーマに、“ソングライティング”を志す学生に講義形式で講義を行う番組なんですが、本当に興味深いです。アーティストの普段はめったに見る事が出来ない“ソングライティング”について、裏側が垣間みれる番組なので、興味ある方はぜひ。

2011.4
 この大地震で関東東北のライブハウスは、ライブ中止、延期や、やれても節電モードでやっていると聞きます。関西のライブハウスでも、出演者が関東方面からのバンドなのか、なぜか公演中止が多い。こういうときだからこそライブはやっていかなければ。だって他になんにも出来ないのだから。うちは出来るだけいつものように、自粛モードにならないように、いつもどおりやっていきます。この大地震で間違いなく音楽の流れも変わると思う。ミュージシャンの方もどうぞ出来るだけ音楽やって下さい。いつもどおり。

2011.3
 ホームページ→ブログ→ミクシィ→twitter→→→グ〜ルグルグルグル〜と次はどこにいくのでしょうか?最近、web革命進行中のベータもtwitter始めました。@himejibetaです。みなさんフォローしてみて下さい。おすすめライブやチケット情報などつぶやいていきます。他に要らない情報も垂れ流していきます!リアルタイムで情報出していきますので、きわどい当日券やリハ状況なんかもつぶやきます!そこんとこヨロシク!

2011.2
 楽器を始めて、バンドを組んで、ライブも何回かやってくると、だいたい世の中分かってくるというか、頭打っちゃうというか、こんなもんだね感が出てきちゃう。伸び悩み時期だ。特に自分で作曲、自分で演奏している自作自演バンドは、視点がやり手に偏るので、どうしてもバンド内だけで意見が完結してしまう。そんな時は各種コンテストやオーディションなんか出てみたらどうか?審査員の寸評はいつもとは違った角度から評価してくれるので、気づかさせてくれる事もたくさんあると思う。ちなみに2/27(日)The 4th Music Revolution Original Song Contest 姫路大会がベータで行われる。1曲参加、年齢制限無し、2/13締め切り。是非みんな出演して、審査員がコメントに困るようなライブをして下さい!(笑)



2010.12
〜芯を持て!〜
 ステージはステージの上に立っている人のものです。僕らは裏方ですから、助ける事は出来ても中心になる事はできません。観衆に言いたい事、伝えたい事、表現したい事がハッキリしていないと、どう補助したらいいか分からなくなってしまう。色々なジャンルがあっていいと思うし、色々なスピリットがあっていいと思う。自分の好きな事を大切にやりきってほしい。そういうある種の覚悟みたいなものを持ってやりきると、その先が見えてくるのではないだろうか?

2010.11
 最近デジタル機器が高性能になったのと、低価格になったのに驚いている。テレビもそうだが、DVD、パソコン、デジカメ、デジカム、電話、すべて一昔前に比べたら、嘘みたいな値段や性能だ。ライブハウスや舞台の世界でもPA、照明、レコーディングなんかもどんどんデジタル化されてきて、なおかつ、境目がなくなってきている。機器同士のデータのやり取りも簡単だ。手がかからない上に誰でも簡単、高性能。だからこそ根っこの手作りの部分、ライブのような生の人間が作る部分が大切なんだと思う。やはりライブでは"気"みたいなものを感じたい。

2010.10
〜ライブの原点は秋祭り〜
 姫路は10月は祭りの季節なんです。灘のけんか祭りだけではなく、色々なところで毎週のように祭りが有ります。他の土地の人は分からないかも知れませんが、あの血が沸く感じは、ライブの原点だと思うんです。逆にいうとライブなんてものは秋祭り的要素をやればいいと思うんです。やっぱ歌の原点は神様と関係ありますね。

2010.9
〜手作りから始めよう〜
 最近気がついた事に、長くやっているバンドは全部自分達の手で出来ているなと思う事が多いんです。しかも楽しんでやっている。もちろん本当は仕方なしだったかもしれませんが。何でも自分でしてみる。すると最初はキビしいんですがだんだんと形になってくるんですね。その事がリアルになってくる。フライヤーでも物販物でもCDジャケット、レコーディングでもメンバーや周りの人間の揚げ足とってばかりだと始まらないですよ。まず自分からやってみれば、何回か失敗しているうちにうまくいくものなんですよ。そうやって地力が高まっていくものなんでしょうね。

2010.8
〜第二のライブ〜
 ライブは打ち上げまでがライブなんです。打ち上げは第二のライブなんです。別に酒を飲まなくてもいいんです。気の利いた話ができなくてもいいんです。キミがそこにいるだけでいいんです。そこにいるだけで、いろんな話が聞けるし、チャンスが回って来て、話が進んでいくものなんです。だからやっぱり打ち上げには参加しないとね。出世しないんですよ。第三の打ち上げは参加しなくていいですけど。

2010.7
〜言葉を知らないと表現できない〜
 最近、ふと司馬遼太郎の「余話として」という、30年以上前に書かれた本を手にとってみた。びっくりした。目からウロコ的な話ばかりだ。こういう作家たちは頭の中はどうなっているのだろう? 知識の量が半端無い。一日中本を読んでいたのだろうか?知識や言葉をたくさん知っているという事は、表現の選択に幅があるということ。言葉を知っているという事は、それだけ考え方が豊富にあるということ。やはり本を読まなければ。言葉が無ければイメージできない。雲の中、霧の中だ。

2010.6
 楽器を習得する上で一番難しい事は、モチベーションを維持する事だ。頑張って練習した時期は、後になってからみると、必ず「伸び」ポイントになっている。努力は裏切らないのである。練習の方法を研究する事でモチベーションを維持する事もできると思う。しかしそこまで行ってもやはり壁にはぶち当たるものである。そういう人は「インプット」だけなんだと思う。「アウトプット」して周りの反応を自分の練習に反映させて欲しい。要するにライブして実践しないと腕はあがらないのだ。

2010.5
 やはり楽器や歌は、練習しなければならないと思う。常に練習していてうまい人の演奏はちがう。集中している。やはりそういう演奏は自分が表現したい内容を人に伝えやすいと思う。しかしうまくなるには、とにかく長い時間練習しなければならない。あとイメージが先だ。頭の中に表現したいイメージがあって、初めてそれに近づけることができる。イメージ通りに演奏できるよう肉体を調教する事が練習だ。あと長い時間練習しているとどうしても行き詰まってくる。そんな時は角度を変えてアプローチしてみる。それでも行き詰まってくる。行き詰まって、行き詰まって、行き詰まってくる。そんな時の解決方法を教えよう。それは、、、ライブする事だ。 

2010.4
 この原稿を書いているのは三月中旬ですが、時期的に卒業、就職、移動なんかが多くて、別れの季節でもあります。やはり、残念な事ですが、解散するバンドも多いのは事実です。休止する人もあります。これきっかけで「音楽やめます。」とか「バンド卒業します。」「根性論的に1年やって、デビューできなかったので解散します。」とか、どうしようもなく解散なんだろうけど、ちょっと言い過ぎと思うことも確かです。多分お客さんにとってとか、「音楽」そのものの善し悪しとはそこは関係なく、演者側の都合ですからね。だから、またやればいいし、やってないと行けない領域もあるんじゃないかって思います。

2010.3
 なぜだろう?30代,40代のバンドが熱い。人間が熱いというか、勢いがあるようにも思う。やはり若い頃にバブルの時代を駆け抜けてきたからだろうか?やったらできる感をいつも持っているような気がする。それはそれでいい。逆にそれより若い人はきれいにまとまっているような気がする。人に教わりながら、効率よくうまくやっている感がある。それはそれでいい。話は変わるが、オリジナリティーって本当にあるのだろうか?人間やはり今イイとされているもののパクリ、猿マネ、そして融合。まずそこから発進するしかない。あまりに個性的すぎると、時代が認めてくれない。でも”普遍的なもの”もあるはずである。その原点は”祭り”だと思う。季節ごとの行事だと思う。近所の小さな神社の厄神祭にいってこれはLIVEだと思った。

2010.2
〜心を動かすものがないと〜
 やはり、こういう立場にいると、「いい音楽とは何か?」を真剣に考える訳です。最近のバンドマン、若い人でも演奏がうまい人は多いです。ネットを検索すればどんな情報も取り出せます。曲作り、音作り、アレンジ、「へぇ〜そんなことも知ってんの?」とこちらがびっくりすることも知ってたりします。しかも、みな先生についてまじめに練習してたりもします。でもライブをみると、なんだか物足りないというか、心に「グッ!」とこないのは、なぜでしょう。ライブが「発表会」なのはなぜでしょう。言いたい事、表現したいことが無いのか?つまらん。音楽があっても、その奥に裏付け、想像、理想みないな感情が見えないのはなんだか悲しいねぇ〜

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